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「DX銘柄」3年連続選定!!~境界を越える、旭化成の多様なDX~

2023年5月31日に行われた「DX銘柄2023選定企業発表会」にて旭化成は今年もDX銘柄に選定いただくことが出来ました。
これで旭化成は3年連続のDX銘柄選定となります。

DX銘柄選定企業集合写真 (写真提供:経済産業省)

2020年から始まった「DX銘柄」はデジタル技術を前提として、ビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・共創力強化につなげていく「デジタルトランスフォーメーション(DX)」にとりくむ企業を「デジタルトランスフォーメーション銘柄」=「DX銘柄」として経済産業省、東京証券取引所、そして独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が共同で選定しています。今年は448社が応募し、その中から32社がDX銘柄に選ばれました。(グランプリ2社含む) 
※DX銘柄とは?詳しくはこちら↓

2023年DX銘柄選定の特徴の1つとして、「業種別選定企業数の緩和」があります。これは業種ごとの選定という大枠は残しつつ、業種ごとに1~2社選定するという枠を緩和し「DX銘柄に値する優れた取り組みを行っていれば同業種の中から3社以上選定する」というものです。毎年30数社が選ばれるDX銘柄において、選定における業種枠数が無くなったことを意味する「業種別選定企業数の緩和」は、選定の目がよりシビアになるという事を意味しています。

そんな中、旭化成は3年連続、そして化学業の中で唯一、DX銘柄2023に選定していただきました。

旭化成デジタル共創本部長 久世和資 (写真提供:経済産業省)

知財を活用した新しいマーケティング手法「IPランドスケープ」、生鮮品物流ソリューション「Fresh Logi」、偽造防止ソリューショ「Akliteia」そして、プラスチックの資源循環「BLUE plastics」、「カーボンフットプリント算定システム」など
様々な分野で幅広くDXに取り組んでいるという点は、旭化成のDXの一つの大きな特徴として高く評価をいただきました。

特に、プラスチックの資源循環「BLUE plastics」は環境問題に対して“消費者の行動変容”という全く新しい切り口からのアプローチとして、多くの企業様よりご賛同いただき、サーキュラーエコノミー社会を共に考え、目指していく活動「BLUE Plastics Salon」としても広がりを見せています。
カーボンフットプリント算定システム」は温室効果ガスの排出量という目に見えないモノを数値として“見える化”することで、より良いサプライチェーンの在り方をステークホルダーの皆様と共に考えていくキッカケとなるものです。
これらのDXは、旭化成と皆様とで共に未来を考え創り上げていく“種”であるという点で、企業の境界を越えた非常にユニークなDXと言えます。

また、このようなユニークなDXを生み出し、さらに加速していくための旭化成オリジナルのDX教材「旭化成 DX Open Badge」も、DX銘柄において評価をいただいた取り組みの一つです。

旭化成 DX OpenBadgeは旭化成グループ従業員の "デジタルリテラシーの向上” とともに、デジタル活用 “風土の醸成” を目指し、役職や業種問わず、世界中の旭化成グループ在籍従業員約4万人を対象に作られたオリジナルのDXプログラムです。旭化成の経営TOP自らもlevel3まで学習し、社員と同じ目線からその手ごたえを社内外へ発信しています。
DX Open Badgeは国ごとに教材の言語を変更するだけでなく、教材の内容についてもその国の文化に沿った形で分かりやすく変更を加えるなど丁寧に作りこんだものになっています。
こうした役職、業種、国境などの境界を越えた丁寧な取り組みの積み重ねが、旭化成に在籍する多様な人財一人ひとりとDXとの距離を縮め、背中を押すnudge(ナッジ)となり、旭化成を様々なDXを生み出すことのできる企業へと今も成長させています。

旭化成の掲げる「デジタル変革ロードマップ」では、来年2024年度はいよいよ全社員が当たり前にデジタルを活用し、新たな価値を生み出していく ”デジタルノーマル期” に突入します。今後もステークホルダーの皆さまとの共創の中で、様々な分野から旭化成らしくユニークなDXの芽を育て、あらゆる境界を越えていきたいと思います。

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