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なるほどDX!!⑧-1 ~トラちゃんがDX銘柄について調べてみたよ<前編>~

こんにちは!デジタル共創本部のトラちゃんです!

突然ですが皆さん「DX銘柄」ってご存じですか?

旭化成は、「DX銘柄」に2021年・2022年と
なんと二度も選ばれているんです!!
ちなみにDX銘柄とは、
DXがイケてる企業…の、証…?みたいなもの…?

…実は具体的にどういう物なのか
トラちゃんもよくわかっていないのです…!!

と、いうわけで
今回トラちゃんは
「DX銘柄」について調べてみることにしました◎

「DX銘柄」を調べていると
「DX認定制度」
「デジタルガバナンス・コード」
「2025年の崖」

色んなワードが出てきます。

色んなワードが・・・

この3つのワードの中でも比較的聞いたことがある(ような気がする)のは
「2025年の崖」じゃないでしょうか?
これ、どんな崖かというと

ちゃんとDX進めておかないと2025年以降
多分だけど、年間最大約12兆円くらいの経済損失が出て、
なんなら世界から取り残されて、相手にされなくなって日本マジヤバいよ
という崖です。

2025年の崖、怖!!
サスペンスドラマのハイライト、寒々しい切り立った海沿いの崖よりずっと怖い!
だってドラマは
個人的な人間関係のもつれによる
特殊な選ばれし人たちのみに起こるフィクションですが
この2025年の崖は
来たる未来(あと2年?!)に、
日本(という国の皆)が直面するであろうリアルな崖です。
経済産業省という日本の公的な機関が公表していますから
これはたぶんきっと、ノンフィクションです。

「2025年の崖」でピンチのトラちゃん(イメージ)

しかも、この崖の怖いところは
今まで通り真面目にやってるのに…
いや、「今まで通り」でいると直面してしまう!
というところです。

この恐ろしい崖を回避するためには
日本という国は
今まで通りをやめて「変わる」必要があるわけですが

…どう変わればいいのか?
それがデジタルガバナンス・コードに書かれています。
「デジタルガバナンス・コード」は
経済産業省が発表したDXの教科書みたいなものです。

いきなり
「変わって!DXして!早く早く!崖が来ちゃうよ!」と急かされても
トラちゃんはパニくって
おかしな変化を遂げたり、
間違ったDXに邁進してしまう自信ありますから(慌てん坊)
「こう変わるべし!」を示してもらえると大変嬉しい。

で、このデジタルガバナンス・コード読んでみたところ
かなり細かく、そして具体的に書いてあるんです。
”絵に描いた餅”で終わらないように
戦略実現のための組織の在り方とか社内制度の構築とかとか…
まずは自分たちの現状をしっかりチェックできますし
自社には今、何が足りないのかが見えてきます。
中でも、トラちゃんが印象的だったのは
”「私DXでこう変わるよ!」と、みんな(ステークホルダー)に示しましょう。” と言っている点です。

最初は正直
なんで皆に言わなきゃいけないんだろう…?と思いました。
だってなんだか試験前に
「俺、最近めっちゃ試験の勉強してるんだよね!」
って言ってる中学生みたいじゃないですか。

めっちゃ勉強するのはいいけど
それで点数悪かったら恥ずかしいじゃないですか
だからトラちゃんは
「やばいなー全然勉強してないよー」
て、いつも言っていましたよ。
(本当に全然していない時も結構ありました)

でもこのDXに関しては
「俺めっちゃDXしてるんだ!それでこう変わるんだ!」と
公表することがとても大事なようです。

何故なら
DXは試験じゃないから。
です。(だよね)

それどころか
2025年の崖は、日本全体が直面する崖なのです
誰か一人だけが徹夜して回避できるものではありません。
いわば日本という国が試されている
とも言えるでしょう。

そりゃ、皆で変革しないとダメでしょう
試験前に張ったヤマ(?)を皆で共有したり
ポイントを教えあって理解を深めた試験前のように…
それぞれが自分のDXの方向性や取り組みを公表することで
その敷居を下げ、お互いのヒントにしてみんなで越えていく
そのためにはまず
「俺、最近めっちゃDXしてるんだよ!こんなふうに!」と
どんどん公表したほうが良いですよね。

ちなみに、デジタルガバナンス・コード(教科書)に沿って
DXを進めている企業には
経済産業省がDX認定というのをくれるんです(認定審査があります)
DX認定を貰うと良い事が沢山あります。

・社会的認知と企業価値がUP!
・DXを進めるための投資に対しての税控除!
・中小企業はDXのための設備投資に対して融資を受けることが出来る!
・DX銘柄への応募資格をGETできる!
そして何より
・エントリーする過程で自社のDXにおける課題が見えてくる!

…そうなんです!
DX認定は
現時点でまだDXの成果が出ていなくても大丈夫なんです。
きちんとDXに対するビジョンがあって
それに対してのきちんとした道筋が示せていれば
どんどん自社のDXを後押ししてくれるものなんです。

DX認定は「DXーReady」 ともいわれており
「DXの準備は出来てるぜ! 待ってろよ、2025年の崖!」
という企業であるという事を証明してくれます。(頼もしい)

そんな感じでどんどん頼もしい企業を増やして
「俺、最近めっちゃDXしてるんだよね!こんな風に」
「え?マジ?俺もなんだけど!俺はこうやってみたんだよね」
「えーみんなやってんの!?俺もやってみようかな?何からしたらイイの?」
てな感じで
DXの輪をどんどん広げていきまして
みんなで崖を回避しよう!というわけです。

そんな中で出てくるのがDX銘柄です。
「DX銘柄」は「DX認定」を持っている上場企業の中から選ばれます。
DXが進んでいて、かつ「成果」が出ている、
そう、みんなのお手本!という企業に送られる
DXイケてる of イケてるの称号なのです。
経済産業省からのお墨付きなのです。

「てゆーかさ、あの人たちDXすごいらしいね」
「あ、知ってるー!なんか聞いたことある」
「え、じゃあちょっとやり方参考にしてみようよ!」
て感じです。

学生時代の試験前のようにDXで盛り上がるトラちゃんたち

そして旭化成はその
DXイケてる of イケてるの称号を3年連続いただきました(拍手!)
この称号を貰ったからには
しっかり世の中に自分たちのDXの様子を公表して
崖を回避できるよう、
「日本のみんなを俺が引っ張っていくぜ!
みんな何でも聞いてくれよな!」(爽やか)
と、皆さんのモチベーションをUPするような存在になりたい…
そんな思いで日々頑張っております。

「DX銘柄」3年連続選定!!~境界を越える、旭化成の多様なDX~|Asahi Kasei DX (asahi-kasei.com)

DX銘柄・・・
なんとなくご理解いただけたでしょうか?
今回はDX銘柄の雰囲気をトラちゃん的にザックリとお伝えしましたが
次回はなんと
旭化成のDX銘柄獲得の経緯をよく知っている
デジタル共創本部の佐仲さんと北原さんに
直接お話を伺ってみようとおもいます◎

旭化成がDX銘柄に選ばれた、評価されたポイントは?
DX銘柄に選ばれてよかった事、よくなかった事(?)
今後の展望などなどをグイグイ聞いてみたいと思います!

グイグイ聞いちゃう気満々のトラちゃん

ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに~~
デジタル共創本部のトラちゃんでした。

関連リンク
デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄) (METI/経済産業省)
旭化成株式会社デジタルトランスフォーメーションサイト
旭化成株式会社
旭化成 DXエンジニア キャリア採用 特設サイト