こんにちは。
デジタル共創本部のトラちゃんです！！

皆さん、今話題の「 IPL 」って知っていますか？
そう。
お肌をきれいにする光治療・・・
・・・じゃなく！！

Intellectual　Property　Landscape
＝「IPランドスケープ」のほうです！！

あー！そっちねハイハイ。
と思った方は結構、意識高めです！(美容に関しても)
このIPランドスケープが今、なかなかHOTなDXだと聞いたのですが、
トラちゃんはお察しの通り・・・知りませんでした。
ので！
調べてみましたー(IPランドスケープの方を重点的に)

そもそもIPランドスケープの「IP」とは
Intellectual　Property　つまり
”知的財産”の事なんですが
まずこの、知的財産がピンときませんよね…(トラちゃんだけ？)

IP=知的財産(知財)とは！
アイデア、発明、デザイン、技術など人の知的な活動から生まれた
財産的な価値のある物のことです。
もしかしたら「著作権」とか「特許」とかいうと
ちょっとだけわかりやすいかもしれません。(著作権や特許以外にも知財は色々あります)

それら知的財産はお金や不動産と違って、
頑張れば真似することが出来なくもありません…。だから
「これは私が先に考えたのよ！あなた真似したわね！！」
「いや私が先よ！あなたこそ真似したわね！」
なんて事が起こることがあります。

でもどっちが先に考えたかなんて誰にもわからないので
この喧嘩はどちらかが諦めるまで延々と続きそうです…(悲惨)
なので
発明などをしたら権利を申請するんです！！
そうすると、喧嘩になりにくいですし
安い類似品を作られて商売あがったり…(泣)
みたいになりませんし、
もしもそうなってしまった時にも
きちんと権利を主張して泥沼喧嘩騒動を延々と続けずに済みます。

ちなみに、特許は特許庁に申請が必要です(出願や維持には費用がかかります)が、著作権は著作物を創作した時点で発生するので登録の必要は基本的には無いそうです。(だからこそ著作権は難しいんですが…)

さてさて、
そんな知財ちゃん達が最近注目されているのには
理由があります。
それは「コーポレートガバナンス・コード」という
”成長し続ける良き企業であるためのルール”みたいなことを
金融庁や東京証券取引所がまとめたモノがあるんですが、
2021年に「知財大事だよ、きちんとしたほうが良いよ！」
という改訂がなされまして。(3年毎に改訂するらしいです)

しかも実際に、成長し続けられている企業って
「価値ある知財ちゃんを沢山持っている＆しっかり管理・活用できてる傾向にあるよ」という統計も出ていたりして。
・・・そりゃ皆、注目しますよね。(トラちゃんだって２度見しちゃいます。)
人も企業も皆、成長し続けたいですもんね。

そんな、今注目の知財ちゃん達を
まじまじと、そして、ぐるーーーーっと見渡して、
企業としての”次の一手”を考える！
それが旭化成のIPL(IPランドスケープ)なのです！！

この「まじまじ」「ぐるーーーっと」見るにあたって
デジタルがとても役立っています。

例えば、ぐるーーーっと見渡したいときは
自社や他者、世界中に存在する膨大な知財ちゃん達(ビックデータ)を分野ごとに配置(マッピング)するのですが、膨大な量なので人がやるとえらいこっちゃです。
でもデジタルなら、きちんとルールさえ決めてあげればチョチョイノチョイです！(死語)

あ、ちなみにマッピングしたりすると
それまで見えなかった、”いろんなもの”がクリアに見えてくるんです。

「おーうちの会社はココの分野に沢山知財ちゃんが集まっているね。思ってた以上にこの分野強いんだねえ！」
「世の中的にはこの分野の知財ちゃんが増えてきているんだね、今注目されているのかな」
「わー、この分野の知財ちゃんと友達になりた～い、そしたら一緒にこんなこと出来るかも！」
のように…。

渦中にいると分からないけど、俯瞰してみると見えてくることって結構ありますもんね(しみじみ)

こんな感じで、
旭化成ではIＰ(知財)を活用して
①   自社の事業を強化したり
②   新規事業の種をみつけたり
③   共創相手やライバルを見つけたり
しています。

はい。皆さん、もうお気づきですね。
この3つ。どう考えても
”企業の成長”にスゴイ絡んでます…！！
”次の一手”を考える大きな材料になってます！
(あ～やっぱり知財って重要！)

今までは大事に大事に守られるだけだった知財ちゃんですが
こんな使い方もあるんですねー
旭化成の知財ちゃん達も喜んでいる事でしょう…

こんな風に知財ちゃん達を上手に活用している旭化成の画期的な取り組みが認められまして、2021年には経済産業省特許庁主催の「知財功労賞」で経済産業大臣表彰を受賞しているんです！(えっへん！)

でも、なんでこんな画期的なことが出来たのかというと
ふっふっふ・・・
旭化成には知財活用の第一人者がいるから、なのです！(どや！)

「第一人者」が居るなんてきいたら
それはもう・・・話聞きに行くしかないですよね！！何故なら、トラちゃんはハンバーグと第一人者のお話が大好物です(ミーハー)
だってそういう方たちってきっと
トラちゃんの知らない景色(ランドスケープ)見てますからね！(IPランドスケープだけに)
どんな人なんだろう？って知りたがりの血が騒ぐのです。

そんなわけで！
次回は思い切って、旭化成知財インテリジェンス室シニアフェロー(知財一筋30年！)という中村栄さんにお話をうかがっちゃいますよー！(ＧＯ！ＧＯ！)

ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回もおたのしみに！！

関連リンク
・旭化成株式会社デジタルトランスフォーメーションサイト
・旭化成株式会社
・旭化成 DXエンジニア キャリア採用 特設サイト
・新時代に挑む知財戦略 IPランドスケープのススメ「旭化成株式会社」-激動の時代を切り開く攻めの知財戦略- 特許庁　広報誌「とっきょ」2021年9月14日発行号 | 経済産業省 特許庁 (jpo.go.jp)