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「Asahi Kasei DX Vision ムービー」制作の裏側① ~みんなで同じVisionを共有するために~

旭化成のDXビジョンを社内で共有するために作られた Asahi Kasei DX Visionムービー。
2021年に第一弾「未来の起点」篇、そして2022年には第二弾となる「道なき世界」篇をリリース。企業のコンセプト動画にもかかわらず、今もその再生回数は伸び続けています。

そんなVisionムービーの魅力を探るべく、当時Visionムービー制作に携わったメンバーに今だから言える(?)制作の裏側を聞いてみました・・・!

▼Asahi Kasei DX Visionムービーはコチラ
1 未来の起点篇


2  道なき世界編

――旭化成デジタル共創本部の皆さん―――――――
奈木野さん
(写真右)ビジョンムービー1・2の制作に携わる。普段は共創戦略推進部の部長としてAsahi Kasei Garage(デザイン思考+アジャイル開発)により旭化成グループのDX推進等を主に担当。

佐仲さん(写真右から二番目)ビジョンムービー2を作る話が上がった際、それならば自部署が、と制作を引き受けた。普段はDX企画管理部の企画総務ユニット長としてDXプロモーションを主に担当。

前田さん(写真左から二番目)ビジョンムービー2の制作に携わる。普段はデジタルタレント戦略室でデジタル人材育成を主に担当。(ビジョンムービー2の制作後に異動)

北原さん(写真左)ビジョンムービー2の制作に携わる。普段は企画総務ユニットでプロモーション及び経理も主に担当。

左から   北原さん、前田さん、佐仲さん、奈木野さん


そもそも

奈:ムービーは僕が「作ります」って言っちゃったんですよ(笑)

佐前北:(笑)

奈:「2030 AsahiKasei DX Vision」って文章はあるんですけど、これだけじゃ絶対みんな同じイメージを共有できないんじゃないかなと思って。ここはきちんと映像を使ってしっかりしたイメージムービーを作るべきだと思って、“予算ください。”って言ったんです(笑)
で、1では「サーキュラーエコノミー」とか「カーボンフットプリント」といったキーワードでコンセプチュアルに作ったんですけどね。結構評判良くって(笑)そうすると旭化成の3領域(ファーマ、住宅、マテリアル)要素をしっかり入れてほしいなんて要望もきて…。で、また脊髄反射的に「やります!」って言っちゃったんです(笑)

佐:(笑)。2は部署的にもうち(の部署)が作るべきなんだろうなと思って引き受けましたが、最初はムービーなんて作ったことがないので、本当にできるのかなという不安も正直ありました。でもちょうど旭化成の中期経営計画で「Be a Trailblazer」というワードがあったので、それを軸にできてよかったですよね。これがなかったら結構しんどかったと思います。

前:「Be a Trailblazer」は、動画を作るうえでも皆で共通認識を持てましたよね。ちなみに僕は動画制作とか今までやったことのない経験だったけど、結構楽しんでました。(笑)こんな経験、普段の業務ではなかなか出来ないですから。

北:私も、不安はありましたけど、なんとなく楽しそうにしている前田さんを見て楽しいんだなという気がしましたし、楽しかったです。(笑)。でもきっと佐仲さんは大変だったんだろうなと…(笑)

大変だったこと

佐:最初は結構、動画制作会社の日宣さんの言っている専門用語というかワードがわからなかったりしましたね。でもストーリーブックとか上がってきた時やコピーライティングが上がってきた時は新鮮でしたね。上がってきたコピーの案が凄く素敵だったんですけど、それでもその後、みんなで言葉選びを結構頑張ってやりましたよね。どこまで注文つけていいのかな?っというのは常にありましたけど(笑)とても良い経験でした。

奈:なんだかんだ佐仲さんが一番こだわっているように見えましたよ(笑)、あのスケボーのハイタッチのシーンとか

佐:あれはね、躍動感とか達成感を出してほしくて(笑)

前:どこまで制作のプロの人たちに意見を言っていいのかな?とかそういうとこはありましたよね。最後、試写会みたいなのがあって、その時に意見を言わないといけないんですけどね。でも自分の気持ちを正直に伝えてよかったなと思います。このシーンの音はもっと大きく、とか。素人なりに拘りました。自分自身が見てワクワクすることが凄く大事だと思うので、そうなるように。

佐:ナレーション撮りの時に北原さんが『“旭化成”ってワードがどこにもない!』って録音終了の直前に連絡くれたじゃないですか。あれ良かったですよね。で、急遽「私たちは」という言葉を「旭化成は」に変えたんだよね。

前:そうそう、ちょうど確認のためにナレーションの人が残っていてくれたから撮り直しできましたよね。

北:え、そんな感じだったんですね。知らなかった・・・なんかすみません(笑)

佐:いやいや、連絡をくれて助かりました(笑)

奈:そんな皆さんを見ていて、もう途中からすごく良いものが出来そうだな!って思って、僕は全然心配していませんでしたよ(笑)

次回、「Asahi Kasei DX Visionムービー」制作の裏側②
~途中まで作り上げたものを、一度リセットする勇気~
 に続く。


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