クラウド利用促進実践コミニティ! ”AWAKen”とは? ~元MRがWebアプリをAWSのエンジニアと一緒に作ってみた~
こんにちは。デジタル共創本部です。
弊社デジタル共創本部ではこの度、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(AWS)のメンバーの支援を受け、旭化成の中に”AWAKen”という実践コミュニティを立ち上げました。
本日は8月2日(火)に第1回目となる社内イベントを開催しましたので、ご報告致します。
AWAKenとは
AWAKenとは、旭化成内(AK)にてAWS(AW)の利用を促進するための実践コミュニティです。
目覚めさせる(awaken)という意味から、お互いが切磋琢磨し、自身のレベルアップひいては旭化成のITデジタルの底上げを図りたいという思いからAWAKenと名付けています。
AWAKenの立上げ、イベント企画を行った事務局メンバー
左から前田さん、唐津さん、棚橋さん(AWS)、高橋さん、クライヤー篠塚さん、鳥羽さん(AWS)
アジェンダ
今回は第1回目のイベントということで
・既にAWSを利用している人だけでなく、むしろこれからAWSを使う人に参加してもらう
・ハンズオンを通じて、私でもできるかも!と感じてもらう
ことが重要と考え、「非エンジニアの元MR(医薬品の営業)がWebアプリを作る」というお題でAWSのソリューションアーキテクトの方のサポートのもと3時間のハンズオンイベントを開催しました。
Amplifyを使ってチャットアプリを作りました
今回はAWS Amplifyというサービスを用いてWebアプリを作成しました。
作ったのは、デジタル共創本部 DX企画管理部の前田さん(AWAKer第一号)。前田さんは3月まで旭化成ファーマでMRとして勤務され、4月よりデジタル共創本部に異動されてきた、非技術系の方です。
つまり、比較的簡単にサーバーレスにリモートブランチ・CICD環境・ホスティングといったWebアプリに必要なものを備えたプラットフォームになります。
当日は下記の資料に従ってハンズオンを進めました。
実際にはCloud9で実行環境を整え、Vue.jsのフレームワークでコードを記述し、Amplify CLIでバックエンドの構築を行いました。途中Cloud9の環境設定でトラブルもありましたが、AWS鳥羽さんが鮮やかに解決していました。
前田さんが作ったチャットアプリ
完成した直後にマイクトラブルが発生しましたが、作ったチャット上で指摘をもらうことで解決。作った瞬間役に立ち、イベント一番の盛り上がりを見せていました。チャット機能だけでなく、認証機能も作り、短時間ながらもきちんとWebアプリになりました。
最後に
旭化成グループは成長戦略の柱にDX展開を掲げ、2021年に「DX Vision 2030」を策定。人財・技術・事業の「多様性」と「変革力」を最大限活かし、ビジネスモデルの変革と価値創造をリードする為に、DXを推進しています。その中で人財を重要な要素のひとつと定め、デジタル人財育成制度を通して従業員のリスキリングを進めております。今回もデジタル活用人材育成に向けたイベントでしたが、140名を超える旭化成従業員が自ら参加しました。
イベント終了後のアンケートでは、クラウド活用に関して前向きな声が多数寄せられました。
”まるで分からない世界に一歩踏み入れた感じ”
”全く経験が無いですが、やってみる前のハードルが下がった気がします”
”非エンジニアの方が楽しみながら開発を進める姿が見ることができ勇気をもらった方がたくさんいたのではないかと思います”
今後も旭化成は2024年のデジタルノーマル期の全従業員デジタル人財化計画に向けて、全従業員向けのDX教育を強化していきます。
【あわせて読みたい】
おまけ
DX企画管理部の前田さんとAWS ソリューションアーキテクトの鳥羽さん
本当はオンサイトでの開催予定でした(会場のデジタル共創ラボ 「CoCo-CAFE」)
最後までお読みいただき有難うございました。
関連リンク
・アマゾン ウェブ サービス(AWSクラウド)
・旭化成株式会社
・旭化成株式会社デジタルトランスフォーメーションサイト
・旭化成 DXエンジニア キャリア採用 特設サイト