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旭化成のデジタル人財育成の取り組みが「HRX of The Year 2022」優秀賞を受賞

 旭化成のデジタル人財育成の取り組みである「~人は財産、すべては「人」から~多様な“個”の終身成長+共創力で未来を切り拓くデジタル人財育成制度」が、このたび、「HRX(HR Transformation) of The Year 2022」にて、優秀賞に選ばれました。

 「HRX of The Year」は、HRエグゼクティブコンソーシアム(注1)が人事領域における、その年の斬新な取り組みを広く社会に発信し、認知を広めることで、日本企業全体の人事変革に寄与することを目的に、今年度より設けたアワードです。本アワードは過去3年以内に開始された人事領域における新たな変革が表彰対象であり、革新性(企業に変革をもたらす革新的な取り組みであること)、従業員利益(キャリア形成、満足度向上に資するものであること)、そして経営貢献(経営力向上に貢献するものであること)の3つの評価基準で受賞企業が選定されました。

授賞式でのスピーチの様子(デジタル共創本部 DX経営推進センター長 原田 典明さん)


<優秀賞を受賞した「~人は財産、すべては「人」から~多様な“個”の終身成長+共創力で未来を切り拓くデジタル人財育成制度」について>

1.ビジネスモデルの変革と価値創造をリードする為に、DXを推進

 旭化成グループは成長戦略の柱にDX展開を掲げ、2021年に「DX Vision 2030」を策定。人財・技術・事業の「多様性」と「変革力」を最大限活かし、ビジネスモデルの変革と価値創造をリードする為に、DXを推進しています。その中で人財を重要な要素のひとつと定め、デジタル人財育成制度を通して社員のリスキルや終身成長を促し、長年活躍できる環境構築、より高いミッションに取り組み実績を上げられる風土醸成を行っています。

Asahi Kasei DX Vision 2030

2.全社員がデジタル技術・データの重要性を理解して活用できるレベルを目指す「旭化成DX Open Badge 制度」 

 2020年にデジタル変革ロードマップを策定し、海外も含めた全社員がデジタル活用のマインドセットで働くデジタルノーマル期に入る2024年に向けた育成制度を設計しました。

デジタル変革のロードマップ

 全社員向けに、1から5のレベル別「旭化成DX Open Badge 制度」(以下、OB制度)を複数言語で設計、運用を2021年6月より段階的に開始し、各レベルに到達した社員にオープンバッジを発行しています。全員がデジタル技術・データの重要性を理解して活用できるレベル3取得を目指して展開しています。また、高度なデジタル化を推進するデジタルプロフェッショナル人財の育成を仕組化しました。研究開発・生産技術領域の人財育成、OB制度のレベル4・5等が連携し、2024年度に、2021年度末比10倍の2500人にすることを目指して育成しています。さらに、高度専門職制度を見直し、デジタルイノベーション領域の位置付けを全社横断的な重要職能領域とし、より高い専門性を有して事業創出、事業強化と人財育成を牽引する人財として任命、処遇をおこなっています。

旭化成DX Open Badge 制度

最後に

 旭化成はグループの総合力を結集し、「持続可能な社会への貢献」「持続的な企業価値向上」の実現に向けて、DXの推進に今後も取り組んでいきます。

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最後までお読みいただき有難うございました。


注1  HRエグゼクティブコンソーシアム:
  日本の主要企業の人事エグゼクティブが集い、企業が対応を迫られて  
  いる人事課題に関して共に学び合える全く新しい場として、2017 年4
  月に発足。現在、約120社にもおよぶ企業が本コンソーシアムに参画。

関連リンク
人事エグゼクティブ層が集い、人事課題について共に学び合うHRエグゼクティブコンソーシアム| HRプロ (hrpro.co.jp)
旭化成株式会社
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