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あのひとのチョットだけDX -陳さんの場合-

「Kachakaは障害物があると自分で方向転換してルートを変えるんです。自分で判断して障害物にぶつからないように計算して運んでくれるんですよ。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー※本記事に登場するアプリや製品、その使用方法や意見は極めて個人的なものであり、旭化成として特に推奨しているというものではありません。個人のそれぞれの小さなDXを、それぞれの視点でご紹介するというマニアックな企画としてお楽しみください。                     ----------------------------------

旭化成ホームズ株式会社で、データ分析などシステム開発に携わる陳さんの自宅には、“自分で動く棚(シェルフ)”が3台あります。持ってきてほしい棚を指示すれば“Kachaka”(カチャカ)が運んできてくれます。
Kachakaは陳さんの働く旭化成ホームズが出資している株式会社Preferred Roboticsの製品で、開発・改良の一環も兼ねて陳さんの自宅で今日も稼働中です。

株式会社Preferred Roboticsの自律移動ロボットKachaka


Kachaka(カチャカ)本体と、専用の棚Kachakaシェルフ。Kachakaが指定されたシェルフの下に入り込み、キャスター付きのシェルフをはこんでくれる。

「設定自体はそんなに難しくないです、一番悩むのは、どうやって使おうかな?て考えるところですね(笑)工夫次第でいろんな使い方が出来ますから。
私はタイマーをセットして、その時間になると決まった場所にシェルフを持ってくる。という使い方をしています。例えば、出かける時に持っていくものをKachakaシェルフの上に置いておくようにして、出かける時間になると玄関まで持ってきてくれるようにセットしたり、サプリメントを飲み忘れないよう、決まった時間に持ってきてもらったり・・・。忘れ物を気にしなくて良くなってプチストレスがなくなりましたよね。」

Kachaka(カチャカ)は株式会社Preferred Roboticsの自動で動く収納家具。Kachakaにアプリや声で指示をすると、専用のKachakaシェルフを指定の場所に運んでくれます。センサーで障害物を感知して自分で方向転換・ルート変更も。スピードの調整もできるので、お料理のスープもこぼしません。もちろん重い荷物の運搬にも。何を載せて、どこに、いつ、運んでもらうかはあなた次第。様々な工夫で日々のプチストレスを解消してくれます。

「忘れ物防止に使う以外に、調味料を載せているシェルフもあります。ご飯を食べていて、ちょっと味を足したいな~という時にKachakaに持ってきてもらいます。一度食べ始めちゃうと立って持ってくるのも億劫だったりしますし、良いですよ。
あ、あと、実はゴミ箱をのせているシェルフもあります(笑)。うちにはロボット掃除機があるので床に出来るだけ物を置きたくないっていうのもあるんですが、ゴミ箱って沢山あるとゴミ出しの際にゴミを集めるのが大変じゃないですか。でもKachakaに載せておけばゴミ箱がコチラに来てくれますから一個で済むんですよ(笑)。あとは、ゴミをそのままにしている家族に私が注意するのではなく、Kachakaがゴミ箱を持って、ちゃんと捨てるように言ってくれるので、角が立たず、みんな穏やかに生活できますね(笑)。家が散らかりにくくなりますし助かってますよ。あ、Kachakaはメッセージを登録することもできるので、動きやタイマーなどと一緒にこのメッセージを発する、という設定が出来ます。」

写真左:調味料が乗っているカチャカシェルフとKachaka/ 写真右:ゴミ箱を乗せたカチャカベース

自律移動させるだけでなく、メッセージの機能なども上手に使い、日々楽しく活用している陳さんですが、最近アップデートされた新機能にも期待をしていると言います。
「今までは『Kachaka、お菓子持ってきて』と言ったらお菓子の乗ったシェルフを持ってくる、というように設定をしていたんですけど、例えば『あ~お腹すいたな~』とか『何かないかな~』など、こちらの自然な言葉を聞いて判断して、勝手にこちらにお菓子の乗ったシェルフを持ってきてくれる~ということもできるようになったみたいですね。
まだ設定していないんですけど。きっと最初は間違えることもあると思いますけどね(笑)、でもそれも含めて設定するのが楽しみです。
そういうコミュニケーション?ができるとだんだんロボット感が薄れてきますよね。洗濯物を運ぶとか本当にちょっとしたこと、面倒だなって思うことをいつも手伝ってもらっていたりもするので、最近はただの「便利なモノ」というよりは「相棒」という感じもありますね。」

そんな陳さんの相棒には家族も興味津々の様子。
「主には私がKachakaを設定して使っているのですが、使っているところや、実際動いているところを見て、家族も面白がっているようです。そのうち家族が私の思いつかない新しい使い方を思いついたりするかもしれませんね。それもちょっと楽しみですね(笑)」

「棚が自分で動く」というシンプルな製品だからこそ、アイディア次第で使い方も無限に広がるKachaka。
次は陳さんに、どんな楽しみを運んできてくれるのでしょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー※本記事に登場するアプリや製品、その使用方法や意見は極めて個人的なものであり、旭化成として特に推奨しているというものではありません。個人のそれぞれの小さなDXを、それぞれの視点でご紹介するというマニアックな企画としてお楽しみください。                    ----------------------------------

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